
感情に気づくワーク
感情というものは
いつも何かしら感じているものであり
経験の中心にいつもありながら
それを言葉にする機会が少ない。
社会生活の中などで
冷静に全体的な物事を考える際には
個人の感情というものは後回しにされたりもする。
感情が無視し続けられる
抑圧されている状態が長く続けば
しんどくなってしまう。
さぁ、自分の感情を書いてみましょうという時
それは意外なほど難しかったりする。
普段、豊かに感情を表現している人でも
繊細な感情に対しては
なかなか言葉が見つからないものだ。
なおさら、感情表現を我慢して抑圧している人は
自分のどの思いに、どの感情がくっついているのか
自分のことなのに分からなかったりする。
例えば無意識に、自分にはそんな感情は無いのだ
としていて、抑圧しているかもしれない。
それが無意識であれば
自分ではなかなか気づかない。
例えば、最近あった出来事で感じた
思いと感情のペアを書いて
感情の強さを数値化するというワークをしてみる。
それを見せ合って違和感がないか確かめる。
他人の物は客観的に見れるので
自分のことより分かりやすかったりする。
自分の感情に気づいていなかったり
抑圧して無いことにしているとどうなるか?
自分の感情を無いことにして抑圧しても
かえって、感情が大きく噴き出しているときと同様
そこにある思いに自分自身が巻き込まれて
物事がうまくいかないと感じてしんどくなるのだ。
自分の思いや感情に気づけるようになれば
ずいぶんと楽になる。
自分の思いや感情を言葉にしたり
書き出したりする習慣をつける。
日記をつけるようにしたりすると良いだろう。
また、気づき視点の心理セラピーでは
普段、普通の人では気づけないような
繊細な感情まで寄り添って丁寧に見ていく。
そうすると
どんな感情もありのまま感じていいんだよって
許可を出せるようになり
自分のベースがとても楽になる。
ただその事実を見ていけば現実は
いつも自分が思っているより
優しい世界が広がっている。